【完全版】仏壇いらない・・・➡処分方法【4パターン】の手順と注意点まとめ

最近よく耳にする話ですが、

「実家の両親がいなくなり、家を売ることにした」

「仏壇を引き継ぐのが難しい」

「高齢で仏壇の面倒がみられなくなった」

これ全て、仏壇の処分をお考えの方の理由です。

順を追って処分方法や手順を解説していきます。

研修中です
できるだけ、わかりやすい説明でお願いしますね。
問屋さん
任せてください!

仏壇の処分について、あなたの考えは?

一言「処分」といっても、どう処分するかで費用も手続きも変わってきます。

まず、ご自分の仏壇に対するスタンスを考えましょう。

 

Aの人の考え方

「今まで先祖が使ってきたものなので、きちんと供養して処分したい。」

 

こう思っている方は、近くの菩提寺か仏壇店、またはネットなどで処分を引き受けてくれるところを探すといいでしょう。

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まずは、相談ですね。

Bの人の考え方

「特に興味もないので、なるべく安く処分したい。出来たらお金にしたい。」

 

こちらの考えの方は、各自治体へ粗大ゴミとして処分の依頼をします。

比較的新しい仏壇なら買取業者へ問い合わせてみましょう。

研修中です
買取してもらえるなら、うれしいですね。

 

どちらの考えも否定することはできません。

 

ご自分が納得できる方法を選んでいきましょう。

 

ただ、仏壇・仏具を取り扱っているものの一人としての意見ですが、

少しでも先祖や故人に対して後ろめたく感じてしまうようなら、

粗大ゴミとして処分することは避けた方がいいと考えます。

問屋さん
慎重に検討してほしいです。

これから紹介する内容は、

・処分の前に何をしたらいい?(全員対象)
・どこへ依頼すればいいの?
・少しでも処分費用を安くしたい
・ぶっちゃけ、売ってお金にしたいんだけど

こういった疑問にお答えしていきます。

 

 

私は仏壇・仏具卸問屋へ勤めて10年以上になります。

入社当時には、仏壇の処分の依頼なんてほとんどありませんでした。

小売店の方からも聞いたことがありませんでした。

 

それがここ3~4年で問い合わせが急増しています。

肌身に感じていることも交えてお話していこうと思います。

仏壇処分の相談にのる人

仏壇処分の前にしておくこと

処分の手配をする前に、事前準備をしておきましょう。

そうすると段取り良く進みます。

 

  1. 魂抜き(お性根抜き)の手配
  2. 仏壇のサイズを測っておく
  3. 仏壇の中の整理

 

魂抜き(お性根抜きとも言う)の儀式はどのように処分するとしても必ずしてくだい。

性抜きのイラスト

仏壇を家に入れたときに【魂入れ】【お性根入れ】をしているはずです。

魂入れとは、仏壇や位牌に魂を宿し、お祀りの対象とすることです。

 

魂抜きの儀式をせずに処分するということは、先祖の霊も捨ててしまうことを意味します。

そうならないよう、必ず魂抜きの儀式は行うようにしましょう。

 

魂抜きは近くの菩提寺に頼むか、仏壇店、葬儀社などに相談しましょう。

同じ宗派の親戚、知人に相談してもいいかと思います。

 

どこで頼んでいいかわからない時は、




こちらのサイトで検討してみてはどうでしょうか?

定額制なので、追加で請求されることはありません。

 

菩提寺の住職に依頼した後は、訪問してもらい、お経をあげていただきます。

住職のイラスト

その時のお布施の額は地域によって違うので、周りの方に相談するか、仏壇店、葬儀社に尋ねておきましょう。

 

直接住職にお聞きになってもいいですが、「お気持ちで結構です」と言われてしまう可能性があります。

 

そんな時は「他の方はおいくらくらいなんでしょう?」

と、遠回しに聞いてみるのも手です。

 

仏壇のサイズによって処分費用が変わります。

小さなものなら2人で運べますが、大きいと4人必要になります。

処分費用をはっきり知っておくためにも、サイズを測っておくことをおすすめします。

 

外寸の「高さ×幅×奥行き」が分かれば大丈夫です。

 

また、伝統仏壇(黒塗りで金箔)なのか、唐木仏壇なのか、モダン仏壇かも念のため知っておくと、話がスムーズに進みます。

 

↓こちらのサイトから、大きさに対するおおよその処分価格がわかります。

仏壇処分 供養 送料無料 お仏壇合計サイズ160cm以下(奥行×横×高さの合計) 

 

仏壇処分の当日までに、中の整理をしておくようにしましょう。

自分で仏壇を管理していなければ尚更です。

中には仏具の他に、大切な貴金属、現金、通帳、写真、家系図などなどが入っている場合があります。

 

特に昔の仏壇は【隠し戸】が付いているものがあります。

ロックを外さないと開かない仕組みなので、よく調べましょう。

処分方法は4パターン。どこで頼む?

仏壇処分ここからが本題です。お待たせしました。

 

仏壇の処分方法には、大体4パターンの方法があります。

先程も少し述べましたが、ご自分の考え方で選んで構いません。

①お寺(菩提寺)に依頼する
②仏壇店に依頼する
③片付け専門業者に依頼する
④自治体に粗大ごみとして依頼する

①お寺(菩提寺)に依頼する手順

メリット

・魂抜きの儀式と合わせて処分も一緒にお願いできる。

デメリット

檀家じゃないと断られる可能性大。

相場がわかりづらい。

 

具体的な手順

手順.1)お寺(菩提寺)に連絡

手順.2)日時を決める

手順.3)魂抜きの儀式をする

手順.4)仏壇の運び出し(儀式とは別日が多い)

お寺(菩提寺)に依頼した場合の最大のメリットは、

スムーズかつスピーディーに事が運ぶことです。

 

直接お寺に電話なりをするので、住職の都合をすぐに確認できます。

その場で日取りを約束することも可能でしょう。

 

長年付き合いのあるお寺なら、細かい心配事にも相談に乗ってくれるはずです。

安心して、処分を任せることができるでしょう。

 

昔なら処分と聞いて嫌な顔をする住職もいたと聞きますが、このご時世です。

そこまで煙たがれることはありません。

 

住職にとっては檀家が減ることになるので残念な気持ちはあるでしょうが。

先祖代々からその寺にお墓があり、葬式、法要をお願いするお寺。

特定のお寺の信者となり、お布施などで経済的支援を行うこと。

 

残念ですが、檀家でない人がお寺に頼む場合、スムーズにいかないかもしれません。

 

つまり、檀家以外お断りというお寺が多いのです。

 

もともと処分などを断っているかもしれません。

魂抜きだけならやるというお寺もあります。

 

お寺にも色々あるので、引き受けてくれるお寺を根気よく探す必要があります。

住職のイラスト

 

そして、相場が分りづらいです。

 

処分費用はお布施という形になるので、金額が決まっていません。

お寺にきちんと確認して、ある程度の相場を聞いておきましょう。

聞きづらければ、檀家仲間に相談してみましょう。

 

お寺は「魂抜き」をしますが、運び出しは付き合いのある仏壇店に頼んでいることが多いです。

 

結論としては、

菩提寺と付き合いがあれば、お寺(菩提寺)に依頼するメリットは大きいと言えるでしょう。

 

研修中です
檀家の人って多いんですか?
問屋さん
年々、減ってきているのが現状です。

しかし、菩提寺のない人は、いきなり住職に電話することに抵抗を感じる方が多いでしょう。

行ったことのないお寺なら尚更です。

断られる可能性も大きいですし。

 

お寺には、敷居が高いイメージがあるのも事実です。

 

私も懇意にしている菩提寺がないので、きっと電話はできないと思います。

研修中です
そういう人のために、こういうサービスがあるんですね。

→お坊さん便

問屋さん
正直、助かります。

②仏壇店に依頼する手順

メリット

・手続きが楽
・相見積りがとれる・ネットでも依頼可能

 

デメリット

断られることがある

仏壇購入を勧められることも

 

具体的な手順

手順.1)仏壇店に見積もりを依頼する

手順.2)日時を決める

手順.3)魂抜きの儀式をする

手順.4)仏壇の運び出し(儀式とは別日が多い)

仏壇店に依頼する場合、

手続きも楽で、金額を明確にできることが最大のメリットになります。

 

お寺へ頼む時と違い、相見積もりもできるので、最低3社から見積もりを取りましょう。

 

近所の仏壇店でなくてもいいです。

インターネットで全国に対応している仏壇店もあるので、選択肢に入れましょう。

 

手順はお寺に頼んだ時とほぼ一緒ですが、

魂抜きを家ではなく、引き取り後に仏壇店、もしくは仏壇店と提携しているお寺で儀式を行う場合があります。

 

遠方になると、出掛けるのは難しいですが、供養証明書をいただけるところもあるので、納得できるのではないでしょうか。

 

頼む仏壇店によっては、「魂抜き、引き取り、お焚き上げ」の全工程を手配してくれるところがあります。

 

位牌や仏具が不要な時もまとめて引き取ってくれることが多いです。

 

しかし、ある店では「魂抜きの手配はしない」という仏壇店もあります。

見積りの時によく確認しておくといいでしょう。

 

仏壇店は処分の経験も多くあり、

仏具の処分、運び出し、段取りなどが迅速で、まず間違いないでしょう。

 

こちらとしては、ただ待っていれば周りが動いてくれます。

その分費用は掛かりますが、きちんと供養をされたいのなら、仏壇店に依頼する価値はあります。

 

こちらのサイトで全国から仏壇店を探せます。

お近くの優良店に依頼しましょう。

→いい仏壇

③片付け専門業者に依頼する手順

メリット

・金額が明確

・ネットで依頼できる

 

デメリット

ネット環境がないと難しい

 

具体的な手順

手順.1)片付け業者に見積もりを依頼する

手順.2)日時を決める

手順.3)オプションで、仏壇以外の引き取り、魂抜きやお焚き上げの手配もする

最近の片付け専門業者は、仏壇の引き取りもすることが多くなりました。

料金もわかりやすく明示してある場合が多いです。

魂抜きやお焚き上げもオプションでしてくれたりします。

電話対応する女性

こちらの手間としても仏壇店に頼むのと同程度ですみます。

 

ただ、あくまで概算の見積りとなるため、当日追加料金が発生するかもしれません。

そうならない為にも、細かいことまで伝えましょう。

 

主に、インターネットから片付け業者を探すことになるので、

ネットでのやり取りに慣れていない方や、心配な方は電話をして連絡を取り合いましょう。

④粗大ゴミとして自治体に依頼する手順

メリット

・とにかく安い

デメリット

ごみとして扱うことへの罪悪感を感じる

処分するまで全て自分が動くことになる

具体的な手順

手順.1)お住いの自治体に粗大ごみの回収依頼をする

手順.2)日時を決める

手順.3)指定のゴミ置き場に当日出しておく

粗大ゴミとして出す最大のメリットは、「安さ」です。

1円でも安くとお考えなら、この一択でしょう。

ただし、粗大ゴミとして出す前に魂抜きはきちんとしておきましょう。

 

中の仏具や位牌は一緒に捨ててはダメなので、別で処分することになります。

 

他にもルールがあると思うので、各自治体に問い合わせたり、調べておきます。

 

 

家からごみ置き場まではご自分で運ぶことになるので、

大きい仏壇の場合は、手伝ってくれる人を頼んでおくと当日安心です。

 

このように安い代わりに、全て自分で手配して運び出しまでするのが大変になります。

また、あなた自身罪悪感を感じてしまうようなら、この選択はしない方がいいと思います。

仏壇の処分 粗大ゴミで出す

ちなみに、私が住む名古屋市では、粗大ごみ受付センターに連絡して、

指定された日に出すことになります。

費用は1000円、大きいと1500円になります。

新品を購入して処分費用を安くすることもできる

処分だけですと、どうしても費用が高くなります。

しかし、今ある仏壇を処分して、代わりの仏壇を購入することで、処分代を安くしたり、無料にすることができます。

 

ほとんどの仏壇店ではこのようなサービスをしていますので、

購入を検討されているなら仏壇店に相談してみたほうが、結果的にお得になるケースがあります。

すごく綺麗な状態なので買い取りしてほしい

金仏壇浄土宗

状態が良く、新品同様な仏壇の場合、処分ってもったいないですよね。

 

問屋さん
その気持ち、わかります。

何とか買い取ってもらって少しでもお金に出来たらと考えるのが当たり前です。

 

そんな時はリサイクル業者(中古買取店)にもっていきましょう。出張見積りをしているところもあるはずです。

 

仏壇店ではだめなの?

と思われるでしょうが、最近の仏壇店は買い取りしてないところがほとんどです。

昔は中古仏壇も売れたので、いい値で引き取ってくれたようですが、今のご時世、中古を買う人がいないので、買取もしていません。

 

リサイクル業者とは販路が違うので、仏壇店での買取は難しいと思ってください。

まとめ

仏壇の処分には様々な方法があります。

・お寺へ直接頼む

・仏壇店へ頼む

・片付け業者に頼む

・自治体へ粗大ゴミとして出す

いずれの場合も魂抜きはしていただくようお願いします。

 

新しい仏壇をお考えなら、仏壇店に頼むと処分費がサービスされることもあります。

 

今まで手を合わせてきた仏壇です。

処分の決断は心苦しいかと思います。

しかし、手順を踏んで、きちんとすれば気に病むことはありません。

 

ご自身の気持ちの整理が付くよう、適切な方法を取ってもらえれば幸いです。