【知っておくべき】位牌の購入後にすること解説【ぜひ購入前に読んで】

前回、位牌の大きさや種類を検討し、間違いないものを選んでいただけたかと思います。

まだ選んでいないという方はこちらから読んでください。

位牌を初めて選ぶ時の注意点などを掲載しています。

初めての位牌の選び方

位牌が必要な時にすることは?【大まかな流れ解説】このサイトを検索してこられたあなたは、「故人の葬儀が終わったら、位牌を用意しなければいけないと言われた」「葬儀場の人は何も教えてくれなかった」「白い木の位牌[…]

位牌を始めて買うときの手順

 

位牌の購入と同時にすることは、戒名を伝えて、後日位牌に書いてもらうことです。
その後、位牌が完成したら住職に自宅へ来ていただき、魂入れ(お性根入れ)をしてもらいます。


ここまで終わって、本位牌の完成となります。

 

ここからは、
【位牌の購入後】にすることを詳しくまとめてみました。

本位牌に戒名を書いて(彫って)もらう

小型仏壇の画像

仏壇店に位牌を買いに行ったのなら、店員さんが一からアドバイスをしてくれるでしょう。


しかし、ネットショッピングの場合では自分でメール、又はFAXで送らなければいけません。


そこで白木位牌を見てみると、書いてある字が達筆すぎて読めなかったり、昔の漢字を使っていたり、漢字を間違えていたりすることがあります。

親切なところでは、白木位牌の他に、パソコンで入力した書面をいただける場合もあります。

そこには、命日、俗名の他、四十九日や年忌法要の日付まで書いてあります。

 

このような用紙があると、法要の時などに役立ちます。

大事にしまっておきましょう。

 

 

戒名を書いたり、彫ってもらう時のポイントは、

を正確に伝える】

これだけです。

 

問屋さん
自信がない時は、書いてもらったものを写真に撮って、そのまま渡してしまいましょう。

 

 

はじめに、白木位牌の戒名を見てください。

戒名の一番上に【新帰元】【新寂】などの字があることがあります。

これは戒名ではないので本位牌では書きません。


新しく仏様になりましたよっていう、文字です。

 

戒名より少し小さく書いてある場合が多いです。

 

注文するときに間違って書いてしまわないようにご注意ください。

 

 

本職の人が気づいて訂正してくれるとは思いますが、意外にこのことを知らない仏壇店もあるのです。

宗派によっては梵字をつけたりしますが、まずは白木位牌のとおり正確に書いておけば大丈夫です。

 

 

【霊位】【位】という字も戒名の下に書いてあるときが多いです。

本来この字も「新帰元」同様戒名ではないので、入れる必要はありません。


ただ、書いても間違いとはいえないので、そのまま写して構いません。

その辺はあいまいになってます。

文字の技法は主に4種類です

文字の種類には、
「機械で書く」「機械で彫る」「手で書く」「手で彫る」があります。

 

最近では機械で作業する所が多いです。

専用の機械があり、書いたり彫ったりが自由にできます。

書体を指定することもできますが、強いこだわりがなければお店にお任せしましょう。

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上の写真は、一般的な文字の配列です。

 

この他にも、表の戒名の右側に年号、左側に月日を書き、裏は俗名と享年だけということもあります。

 

おおむね、白木位牌の配列の通りに本位牌も書かれます。

【享年】と【行年】の違いをたまに聞かれますが、「どちらでもいいですよ」と答えています。
江戸時代の書物に、違いや出典の記録があるようです。
現在は白木位牌に書いてある通りで構いません。

 

手で書いたり、彫ったりするのは、まさに職人技の域です。
職人の個性がでるので、字の指定はできません。


手書きの場合、漆やカシューと言う塗料を使って字を書き、ある程度乾いた後に上から金粉を蒔きます。

 

そしてササっと筆で払えば金粉で書いたような字の出来上がりです。


手彫りの場合は彫刻刀などを使います。
失敗は許されないのでとても集中力のいる仕事です。

 

問屋さん
手彫りの職人は今、どんどん減っているんだよ。
高齢化が進んでいるからね。
研修中です
小学生の将来の夢で「手彫り職人」ってないですもんね・・・・

 

私の会社には文字彫りの機械があります。
器械が正しいかな。
種字(たねじ)をセットして、針を自分で動かして彫っていきます。
何十年も前からあるアナログ式です。
ちなみに、こんなのです。
画像クリックで拡大

結局、どの技法で文字を頼めばいいの?

「書く」か「彫る」かで悩んでいますか?
又は「手書き」や「手彫り」も選択肢に入っているでしょうか?

 

ある地方では、位牌に傷をつけることと同じだから彫ってはダメ、という地域もあります。

 

逆に、文字は昔から「彫り」に決まっている、と言う仏壇店のご主人もいます。

この問題の正解は、【どちらでもいい】です。
何だよっ、と思われてしまうでしょうが、本当にどの技法でも構いません。

 

 

先代の位牌をお持ちであれば、それにならう方が多いです。

 

 

不思議なのですが、県によって、【書き】が多い県、【彫り】が多い県と何となく分かれます。

 

相談できるのであれば、ご自身の地域はどちらが多いか聞いてみるのもいいでしょう。

住職に魂入れ(お性根入れ)をしていただく方法

鎌倉円覚寺

住職に位牌や仏壇に魂を入れてもらうことを、


「魂入れ(たましいいれ)」

「お性根入れ(おしょうねいれ)」

「開眼供養(かいげんくよう)」


などといいます。

 

本位牌が準備できたらお寺に連絡してお経を上げてもらいましょう。

 

どこのお寺に頼めばいいかわからない場合は、お世話になった葬儀社や仏壇店に聞くと紹介していただけるでしょう。

ネットショッピングで頼んだ場合は、お近くのお寺に相談するか、
ネットで住職を手配してくれるサービスもあります。

この場合は宗派を間違えないよう気を付けてください。

 

 

住職を自宅に呼んだとき、お布施はどうしたらいいのか心配になると思います。

「直接住職に聞くのは・・・・・」という人がほとんどでしょう。


最近ではネット検索でおおよその相場がわかると思うので、参考にしてみてください。

あとは、地方により相場の違いもあるので、仏壇店や葬儀社の方に聞くのをオススメします。

戒名はお寺でいただくことが多いのですが、最近ではネットからでも注文可能です。

性格、人生観、趣味、こんな字を入れてほしい、などをメールで送るとそれに即した戒名を送っていただけます。

実際、私の友人がネットで戒名を頼んでいました。

菩提寺もなかったので不安だったそうですが、

ネットで頼める上、価格も提示してあるのでこのサービスがあってよかった、と言っていました。



生前位牌について

位牌は何も死んだら作るものではありません。

自分の位牌を自分で買ってもいいのです。

 

生前位牌のメリットとして、

①好みの位牌を選べる。
②自分の戒名がわかる。
③残された人に心配かけない。
研修中です
自分の位牌買うってなんか・・・すぐ死んじゃいそうで怖いです。
問屋さん
位牌も仏壇も、買うと誰かが死ぬというのは迷信です。

ゆっくり時間をかけて位牌選びができるわけですから、車を買うように、熟考を重ねて納得の1本を見つけることができます。


戒名も住職と話したり、相談しながら決めることも可能です。

好きな字もいれてもらえるでしょう。

 

位牌の戒名の1~2字を赤字にすることで、生前位牌だとわかります。

亡くなったら赤を消し、命日を追加して本位牌とします。

 

 

最近、残された息子や娘に迷惑をかけたくないと思う人が増えたように思います。

つい一昔前までは、なかった考えです。


葬儀保険なんてものもあるくらいですから、位牌も自分で決めてしまいたいという思いは今後増えていくかもしれません。

夫婦位牌とは

「ふうふいはい」又は、「めおといはい」と読みます。

その名のとおり位牌に夫婦そろって文字を書いてもらったものです。

画像クリックで拡大

位牌を買うときに、夫婦位牌にしたいと希望すればたいていのところで対応してくれます。

たいていはどちらかが先に亡くなりますので、片側を空けて字を書きます。


数年後、相方が亡くなった時に位牌を仏壇店に持参するか、ネットで頼む場合は郵送すると書き足してくれます。

夫婦位牌のデメリットと言っていいかわかりませんが、

書き足してもらうとき、文字の書体が違ってしまう時があります。


位牌の購入先と同じところで書き足してもらうのならいいですが、

違う場合、同じメーカーの機械を使っているとは限りません。

気をつけましょう。

もちろん手書きや手彫りの場合は、字の癖が変わります。

 

 

あと、【魂抜き】をしてもらわなければいけません。

 

 

例えば、

旦那さんが10年前になくなり夫婦位牌を作った。

奥さんが先月亡くなった。

その位牌には旦那さんの魂が入っているわけですから、一度【魂抜き】をして、奥さんの字を足すというわけです。


位牌に魂が入ったまま手を加えることは、「旦那さんに手をかける」、と言う意味合いを持ちます。

 

 

そのため、抜き】は必ずするよう言われます。

その後、改めて2人の【魂入れ】を住職にお願いすることになります。


つまり2度住職にお経を上げてもらうことになり、お布施がそのたびに必要となるのです。

一人位牌の場合は、1度お経をあげてもらうだけです。

手間、費用面では一人位牌を作るより多くかかってしまうかもしれません。

 

 

もちろんメリットもあります。

二人並んだ姿は生前のときと同じように、仲むつまじく感じられることでしょう。

夫婦位牌参考1

 

そして、仏壇に入れるスペースが1基分ですみます。
小さい仏壇をお持ちなら、かなりのメリットになるかと思います。

汚れてきた位牌の掃除の仕方

水につけてスポンジでこすりながら洗うのはやめましょう。

食器ではありませんからね。

位牌は丁寧に扱おう

 

塗位牌(黒塗りの位牌)は金箔がはがれたり、字が消えてしまったり、塗りの部分が割れてきたりします。

 

古い位牌ほどなりやすいので気をつけましょう。


線香やロウソクのススで汚れてきますが、毎日見てると意外と気にならないものです。

 

 

うしてもきれいにしたいと言う方は仏壇店に持っていきましょう。

 

ネットでは、位牌の掃除をやってくれるところを見たことありません。(仏壇はありますが)

最後に改めて、【位牌の選び方】のお話

はじめての位牌の選び方

位牌が必要な時にすることは?【大まかな流れ解説】このサイトを検索してこられたあなたは、「故人の葬儀が終わったら、位牌を用意しなければいけないと言われた」「葬儀場の人は何も教えてくれなかった」「白い木の位牌[…]

位牌を始めて買うときの手順

こちらでも少し述べましたが、同じ形なのに価格はピンキリです。

 

安いから粗悪品、高いからいいもの、と決め付けることもできないので難しいです。

もしネットで買うなら、サイトの情報量や評価をよく見て判断してください。

実店舗へ価格調査に行かれるのもいいかもしれません。

 

実店舗はネットで買うより高いことが多いですが、その場で決めてしまってもいいと思います。


そこで高い買い物をしたとは思わないでください。

 

きっとネットでは知り得なかった生の情報を聞かせてもらえ、アフターサービスも万全だからです。

注文してから手元に届くまでの納期は、早ければ注文日から10日間程度で届くかと思います。

実店舗でもネット購入でも納期はほぼ同じです。

四十九日までには用意したいので、余裕を見て購入するようにしましょう。


文字を間違えた、などのトラブルが起きた場合、日にちがあれば対応できるので。

 

どうでもいい豆知識のコーナー

位牌ってバラバラになるんですよ。

位牌を分解してみた
最後までお付き合いいただきありがとうございました。