コロナ禍で【葬儀】【法要】に変化。今後どうなる?

2020年に発生した新型コロナウィルスの影響で、葬儀や法要の形が大きく変わっています。

「三密」を避けるため、人数を減らすことはもちろん、「簡素化」、「ネットの活用」などで、時代に合わせた在り方を各事業者が模索しています。

皆さんの意見をまとめてみました

『一周忌が近日にあります。自宅で行う予定なのですが、どうしても「三密」になりそうです。
どうしたらいいでしょうか?』

 

あくまで一つの例ですが、このような心配をされている方はたくさんいらっしゃることと思います。

ネットでよくあった意見をまとめてみました。

 

「延期した方がよい」

感染に気を使いながらの法要はだれも望んでいないので、1年程延期した方がみんなのためではないでしょうか?

ご高齢の方も出席されると思うので。

「お寺でしてはどうか?」

お寺なら、広くて天井も高いのでソーシャルディスタンスを取れば問題ないのではないでしょうか。

プロ野球も観客を入れるようですし、距離を取って予防すれば集まってもいいと思います。

「簡素化して行うのはどうでしょう。」

親戚には事情を話し、家族のみで行えばいいと思います。

県外移動もなくリスクも少ないです。

コロナが落ちついたら、一同集まって、別の形で法要をしてもいいのではないでしょうか。

「中止してもいいと思う」

出席者に少しでも不安があれば、やめた方がいい。

「呼ばれる側の立場なら、出席してすぐ帰宅する」

県外移動の自粛も解除されたので、参加はするが、長居しても不安なので、お経が済み次第ご無礼する。

会食などはしないほうがいいのではないか。

 


朝日新聞デジタル版にこんな記事が掲載されていました。

一部抜粋しました。

故人に縁のあった人に会葬を広く呼びかけにくい状況は、新聞の「おくやみ欄」からうかがえる。  おくやみ欄の情報は、葬儀会社から新聞社に寄せられる。

葬儀の日時と場所が記されるが、「○日に営まれた」と記載された情報が葬儀後に届く例もある。

葬儀を近親者だけで営み、亡くなったことは事後に広く知らせたい、という遺族の意向があると、このような記載となることが多い。

 国内で感染が拡大した3~5月、朝日新聞ながさき版のおくやみ欄で「営まれた」との記載は227件。50件だった前年同時期の4倍超だった。

 冠婚葬祭大手のメモリード(長与町)では、葬儀を依頼した遺族には、高齢者の参列は感染リスクがあると事前に伝えている。

葬祭部門を担当する古野泰之さんは「おくやみ欄への事後掲載を希望したり、掲載自体を取りやめたりする遺族は確実に増えている」と言う。

各業者の対応

このように、法要を延期、中止という選択肢が大半を占めています。

やはり、参列する方の健康を第一に考えた結論になっています。

 

では、各事業者はどういった対応を取っているのでしょうか?

 

ある葬儀社では、4月の通夜、告別式の参列者の平均は、15人で、通常の4割程度だそうです。

 

ほかの葬儀社では、ビデオ通話アプリ「Zoom(ズーム)」を使っています。

会場には少数の親族のみにして、遠方の方はスタッフが映し出した画面越しに参列します。

画面越しから個人の顔を見てお別れの挨拶をするそうです。

 

あるお寺では、「リモート読経」という取り組みをしています。

僧侶が本尊に読経をはじめ、それが終わるとカメラの向こうの施主の人たちに法話をします。

コロナ禍が収束しても、この形式は残していくと言っています。

まとめ

私たちにできること

延期する
出席人数を減らす
お寺で法要する会食などをやめて時短・簡素化をはかる
中止する

誰も経験したことのないコロナ禍の中、誰もが不安です。

業者やお寺の関係者も手探りで、この事態への対応を模索している状況です。

葬儀や法要の少人数化、延期はやむを得ないことでしょう。

故人もわかってくれると思います。

 

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